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インドネシアにお住いのお母さん

赴任先:インドネシア(ジャカルタ)
滞在期間:3年目
通学先:現地インター校
家族構成;父、母、長男(小6)、次男(小3)
長男小4と次男が小1の夏休みに渡尼。

生活環境

言語はバハサインドネシア(インドネシア語)。主要なモール、日本人が行くような飲食店では簡単な英語は通じるところが多い。90%近くがイスラム教。ハラル(豚、アルコール禁止)店も多々あり。日本人が住むようなレジデンスには子供の遊ぶスペースやプール、コンビニなどが併設されているところが多く、セキュリティーがしっかりしているため安全。しかし歩道、信号がないため普通に道を歩いての移動は厳しい。車での移動が基本。したがって子供を意識的に運動させないと運動不足になる。物価は、日本人スーパーや、日本人が行くような飲食店は日本と変わらないか、それ以上かかる印象。自国商品の保護の観点からも海外商品は決まった品目しかないのと、輸入時の関税がとても高いので、買い物についてはストレスを感じる。
同じアジア圏ではあるが他民族国家のため、いろいろな人種や宗教や風習などにも触れ、貴重な体験ができると思う。
また近隣諸国との距離が近いので、シンガポール、マレーシア、タイ、ベトナム、オーストラリアなどにも遊びに行きやすい。

学校について

ジャカルタには日本人学校あり。宿題も日本と変わらず出される模様。部活がないので日本人会に入って週末にサッカーや野球をしている子が多い。また漢検、英検も定期的に実施している。
インター校については、代表的な英、米、豪は教師が英語圏のネイティブということもあり学費が高額。そのような学校は教師や大使館の子供なども通うので、自然にネイティブ英語に触れる機会が多くなる。それ以外の国のインター校は英語が話せるインドネシア人教師が多く、生徒もインドネシア人、次いで韓国人、インド人、その他といった印象。英語のほかにバハサの授業は必修。学校によってはマンダリンの授業もある。学校を決めるにあたり学費や施設、ネイティブ教師率、カリキュラム内容、英語の補助授業(ELS)の内容、宿題の有無、部活の充実度、通学バスの金額や有無など比較することになるが、どこも一長一短な印象を受ける。英語習得の面を第一に考えると、母国語が英語圏ではないので、学校選びが大切だと痛感。日本人が少なくELSの手厚さで決めるのが重要だと思う。また3~4年生になるとデバイスを学校に持っていき課題をやることが多くなるので、早めにタイピングの練習もしておいたほうがいいと思う。

日本の学習について

毎期ごとに大使館に申請を出せば日本の教科書が無料で配布される。
ジャカルタには日本の学習塾がいくつかあるが、夏期講習など、インター校のスケジュールに合わせて行ってくれるところが限られている。塾で漢検を行っているところもある。インターに行くと学校によっては宿題がない場合もあるので、日本人講師がいる公文があるので通わせている子が多い。我が家は理科・社会についてはスマイルゼミのタブレット(スマイルゼミ側は海外使用は推奨してないが今のところ問題なく使えます)を活用している。

学習面での反省点

インター校を選択した我が家の反省点としては、低学年のうちから毎日同じ勉強をやる日本の学校スタイルを確立することが重要だと思った。子供新聞などの音読・漢字・ますかけ計算など短時間でも毎日行うことが重要。お金をかけずにできることはあったと反省。できれば2~3行でも日記を書かせる(日本語を書く練習)のも効果的だと思った。毎日読み書きをしないと、ただ話すだけでは日本語の定着につながらないと痛感した。また家庭では日本語を使うが、その程度だと長男の年齢でも日本語を話す力も落ちていくのでeFFISAGEの先生のような家族ではないお兄さんとの会話も必要だと思った。英語については英語圏の国ではないので焦りはしたが、Phonicsをしっかり覚えて学校に通えば必然とヒアリング→リーディング→スピーキングの順でなんとなく身につくので、並行して家で英検の勉強がてら文法と単語の勉強をしたほうがいい。ライティングは高学年になってからエッセイを書く機会が授業で増えていくが、帰国子女受験にも必要になるので、改めて書き方のコツなどしっかりeFFISAGEの先生から教わっていきたいと思う。


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