居住地:アメリカ
滞在期間:1年目
通学先:現地校
子供たちは当時小6と小4。日本が大好きで離れたくなく、ずっとアメリカ行きを拒んでいました。付け焼き刃的に週1のオンライン英会話をしていましたが、話せるようになるはずもなくそのまま渡米。日本人が1人もいない現地校に編入し、右も左も分からない学校生活がスタートしました。
現地校での生活
登下校はスクールバスです。緊張の登校初日、帰りのバス停で子供たちを待ちながら「泣いてないかな?」と不安でしたが、意外と平気そうな顔で降りてきました。学期途中の編入で周りが興味を持ってくれ、「お箸の使い方とか色々聞かれたよ〜」と。先生や生徒たちがGoogle翻訳を使ってサポートしてくれたようです。
学校からはiPadとChromebookが貸与され、翻訳が使えることが子供たちの安心につながりました。それでも疲れは大きく、週5日通うのはしんどいと感じて休みながら通学する時期もありました。
驚いたこと
- 寝転んで課題をすることがある
- 授業中にお菓子を食べてもOK(ガムは×)
- カフェテリアで食べ物や飲み物が飛び交う
- 授業でマイクラができる
またパジャマを着る日、変な靴下を履く日、ぬいぐるみと一緒に登校する日など、日本では考えられないイベントも日常にあります。クリスマスは一大イベントで、映画やゲームを楽しむ1日を過ごし、親は先生やバスの運転手さんへのギフトを用意します。日本との大きな違いを感じました。
日本の勉強について
現地校に通い始めてしばらくすると、日本の勉強が気になり始めました。片道40分の場所に日本語補習校はありますが、休日が潰れる・宿題が山のように出る・親の出番が多いと聞き、子供も体力的に通いたくない様子でした。そのためオンラインの補習校や家庭教師を探し、eFFISAGE さんに出会いました。
担当の方にカウンセリングをしていただき、子供の「優しいお姉さん先生がいい」という希望通りの先生を紹介してもらえました。現在は中学生となり数学を教えていただいています。アメリカの数学は日本より遅れていたり教え方が違ったりするので、とても助かっています。
また都合が悪い時はスケジュール変更や授業時間の増減に柔軟に対応していただける点もありがたいです。
中学生になってからの現地校
現地校も中学生になるとすっかり勉強モードに入りました。日本の大学のように各自に時間割があり、生徒自身が教室を移動します。移動時間はわずか3分。例えば「1時間目 8:03〜8:43」「2時間目 8:46〜9:26」といった具合で、日本人からすると不思議な区切りです。ランチ以外に休憩時間はありませんが、ちょっとした合間にスマホを見たり音楽を聴いたりと自由な雰囲気もあります。
今でも「しんどい〜休みたい〜」と文句を言いながらですが、毎日欠かさず登校しています。英語はまだまだですが、頑張って通い続けていることが何よりの成長だと思います。