赴任先:アメリカ
永住予定:あり
通学先:現地校
背景:母のみ日本語ネイティブ。アメリカ生まれ・アメリカ育ちの息子たちの日本語教育についての体験談です。
日本語学校に通った経験
3歳で国語のみを教える日本語学校の幼稚部に入園しました。
良かった点
- ひらがなや数字の学習は大変でしたが、文化やお祝い、折り紙なども学び、息子2人とも無事に卒園。
- 補習校と違い、役員など保護者の負担がなく、1教科に集中できる点は助かった。
- 学年を1つ下げて受講でき、発達や習熟度に合わせられた。
- 年に数回「キッズファンナイト」があり、運動会や鍋パーティーなど有料イベントに参加できた。
上手くいかなかった点
- 小等部からは漢字・読解中心。現地校+日本語学校の宿題で量をこなすだけになってしまった。
- 長男は小2途中、次男は小1で授業についていけなくなり、通いたくないと言い始めた。
- 担任相談では「もっとできない子もいる」と返されるなど、子供のニーズに向き合ってもらえずがっかり。
- グループ授業で学年相当のカリキュラムを限られた時間で進めるため、子供によっては不向きだと感じた。
- 学年が上がると勉強面・スケジュール面で継続が難しく、辞める家庭が多い。
- 学費は補習校より高額で、値上がり傾向。他校も周辺の語学学校の水準に合わせ高い印象。
- 経験不足の先生が担任になることもあり、当たり外れが大きい。
- 欠席時の返金はなし。担任変更も基本的にはできなかった。
- プライベートレッスンも先生不足で難しく、家庭でのサポートを強く求められ、母親が教えるのは困難だった。
周囲のご家庭の様子
滞在期間が限られるご家庭や日本で受験予定の家庭では、補習校に加えて塾や予備校に通わせるケースもあるそうです。補習校だけで学び、補習校高等部を卒業して日本の大学に進学した例もあります。
一方で「補習校+日本語語学学校+家庭教師」の組み合わせもあれば、逆に「短期間しかいないから今しかできない経験を優先」という方もいました。
eFFISAGEに切り替えてから
- 低学年の基礎が固まらないまま進んで分からなくなる不安がなくなり、無理なく学習できるようになった。
- 日本式のきめ細やかなカスタマーサポートで、親にも子供にも優しい対応に安心できる。
- 講師の変更を希望するとすぐ対応してもらえ、座っているのが苦手な次男にも辛抱強く興味を引き出す授業をしてくれた。
- 授業の時間変更や欠席にも柔軟に対応してもらえた。
- カリフォルニア州は算数が日本より遅れているため、国語と算数を依頼し、不安が減った。
eFFISAGE以外の日本語学習
毎年夏休みは日本の実家に滞在し、1か月間地域の小学校に通わせています。日本語だけの環境で生活すると、約10日で日本語脳に切り替わります。
ただし、自治体や国籍の有無によって受け入れ可否が異なる場合もあります。実家がない家庭は東京都心でウィークリーマンションを借り、そこから子供を小学校に通わせている例も聞きました。
まとめ
現在は、リクエストに応じたeFFISAGEのカスタマイズ個別指導と、夏は日本で日本語漬けという方法で日本語教育を続けています。この方法が今のところ我が家には合っていると感じています。