お問い合わせ LINE相談 LINE相談

上海にお住いのお母さん

居住地:上海

滞在期間:3年目

通学先:日本人学校

夫の海外赴任に息子2人と同行し、上海在住3年目になります。高校2年生と中学1年生、いずれも日本人学校に在学しています。

日本人学校での学習環境

日本人学校は教育環境がよく、子供たちも楽しく学んでいます。しかし受験に関してはほぼ全て個人で情報収集をする必要があり、学校選びから願書提出まで多岐にわたる作業に追われ、親の負担はとても大きいです。

来年長男は大学受験を控えており、今まさに親子で進路に悩んでいます。日本人高校とはいえ、中国語関連の特殊な授業も多く履修科目が限られるため、ほとんどの生徒が指定校推薦で受験します。しかし条件や競合により希望大学へ進学できるとは限りません。一方、一般入試など他の受験に関してはサポートがほぼなく、学習指導や学校選びの支援が必要だと痛感しました。

「日本人学校なら日本と同じ環境で学べる」と思っていましたが、履修科目の違いや進学先の偏りなど、後から分かることも多くありました。

次男の進学に向けて

中学生の次男については、2年後に日本での受験を考えています。ただし県や学校によって受験資格や科目が異なり、公立中学校でも学校判断で途中編入が認められないケースがあります。そのため受験前に編入する可能性がある場合は、編入可否や時期を直前に確認する必要があります。

また英検や漢検などの資格試験についても、日本と比べ実施回数の違いや受験不可の級がある場合があり、事前に調べておく必要があります。

振り返りと感じたこと

海外経験はとても貴重で、子供たちも楽しく過ごしています。しかし進学に関しては、早い段階からあらゆる可能性を考え、家族でよく話し合いながら対策を進める必要があると強く感じました。


戻る